“あかまる牛肉店が綴る、お肉にまつわるはなし”

枝肉価格の下落に対する弊社の取り組みについて

お肉のこと

2020年4月10日、山陰中央テレビの夕方のニュース、Live News it! にて、あかまる牛肉店ハワイ店が紹介されます。※放送時間18:14から

牛の枝肉価格の落ち込みの中で、精肉店がどのような取り組みをしているのか?について取材があり、放送されます。

主にテイクアウト、精肉販売の様子が紹介されます。

枝肉価格の落ち込み状況とあかまるの取り組み

コロナウイルスの影響で、大切に育てた牛が安い値段で取引されています。

和牛枝肉価格が前年比3割安となりました。国が「お肉券」を出そうかな?という動きが出てきたのも周知のところと思います。

【クローズアップ・新型コロナ 農業打撃】和牛枝肉価格 前年比3割安(JAcom農業協同組合新聞より)

 

また、和牛の子牛の価格も、枝肉の低迷を受け、4年ぶりに70万円代を割る(前年比9%安)となり、子牛の繁殖経営が厳しくなるのではといわれています。

 

しかしながら、あかまる牛肉店としては、鳥取県内の指定農家さんたちの努力を無駄にしたくないと考えています。

よってコロナ前の1月とさほど変わらない値段で仕入れています。

鳥飼畜産の様子

質の良い鳥取和牛は、毎日のエサに気を使い、そしてストレスをかけない飼育環境を作り出して、2~3年かけて出荷します。

同時に飼育に関するコストも日々発生しています。そうしたコストを出荷時の販売で回収していきます。

あかまる牛肉店指定農家、鳥飼畜産と山下畜産

鳥取県でも、鳥取和牛の遺伝資源を守るために流通管理を徹底するなどの取り組みが始まったばかりで、まさにこれから!というところです。

不正流出防止 和牛遺伝資源守る 流通管理を一元化 鳥取県20年度(日本農業新聞)

 

そういった背景を知っているため、その価値を下げたくはありません。

よって、店頭での販売価格、飲食の価格も平常とあまり変わらない価格で販売しています。

 

ただ、ニーズの増えた日常使いのお肉は手に取りやすい販売価格にしております。

特に真空パック入りの、おうちで焼肉セットが好評をいただいております。

今月に入って、

  • 外に出ることのできない都会の親族に送りたい、
  • 外出が不安なため、まとめ買いで長期保存をしたい、

という方の需要が増えてきました。

あかまる牛肉店は、お客様が「今」何に困っているのか?それ読み取って

新しいご提案を続けていきたいと思います。

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